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「常に勝てると思っています」:メジャー出場を果たしたMNMのメンタリティについてneLoが語る

MNMは2大会連続でメジャーに向かう

Image: Ubisoft/Michal Konkol

ちょうど1年ほど前、MNM Gamingのチームはヨーロッパリーグへの昇格を目指して戦っていた。そして1年で、彼らはシックスインビテーショナルと、2度のシックスメジャーへの出場権を獲得してきた。

シックスインビテーショナルへの出場を達成した時点で、彼らはまだEULでは1試合もプレイしていなかったものの、EUのオープン予選ではTeam Vitality、Team Secret、cowana Gamingというトップレベルのチームに対してどうにか勝利を収めた。

プレッシャーは感じてませんし、うまくいっています」と、シックスインビテーショナルへの出場権を確保した際にLeon "neLo" Pesicは話していた。他の4人のチームメイトが経験不足であっても、経験豊富なneLoの指揮によって予選を突破したことは、多くの人にとって驚きだった。しかしTeam EmpireとSANDBOX Gamingを倒し、手早く最初の成功を味わったものの、若きガンナーたちとneLoは、これが重要な「学びを得る機会」であることを理解していた。

チャレンジャーリーグという塹壕での戦いをくぐり抜け、複数の熟練チームを倒して国際大会に出場したことや、あらゆる地域のチームと対戦したことは、2022年全体でMNMが安定したパフォーマンス出すための不可欠な要素として結合した。

最初のステージを5位で終えたときが、EULでの最低順位だった。続く2つのステージでは向上し、両方とも3位。勝ち点16と17を獲得した。Team BDSに対し、かつてなく素場らしいオーバータイムでの勝利を得たことが決定打となり、MNMは2大会連続2度目のメジャー出場を決め、これで今年度3度目の大会出場となった。

その結果、MNMはシックスインビテーショナル2023への出場権にも手が届くところまでやってきた。今回はヨーロッパリーグのロースターとして、オープン予選という挑戦を経ずに出場できる。

Tyrant、Solotov、neLoはEULステージ3のスタッツリーダーボードを彩った

Fatih “Solotov” Türkerのステージ3での素晴らしいパフォーマンスは、ピンをめぐるいざこざが多少あったものの、MNMの成績の原動力となった。このトルコ人選手は、わずか9試合で31回のオープニングキルと22回のオープニングデスを計上し、一方Luke "Tyrant" Caseyもエントリーではそう遠くないところにいた。TyrantはSiegeGGレーティングでも3位で、EULで2番目に高いK-Dを記録している。

NeLoはチームメイトを手放しで褒め称える傍ら、自身のパフォーマンスについては「割と安定していました」と謙虚だ。「少し違うことに集中してきたからですね」とのことだ。彼はIGLとサポート選手としての評価には率直に、ステージ3で3回しかディフューザー設置に成功していない点について自ら指摘している。

「ステージ2では9回か10回くらいプラントできたんですが、今ステージではEULのハードサポーターの中で最低のプラント数だったんじゃないでしょうか」と認めている。

確かにneLoが言うように、今年のシーズンはチームのために「違うことに集中していた」こともあり、リーグ全体で見ても最少の9回しかディフューザーを設置しておらず、これはステージ2でのMNMのプラント数が15回であることを見ても際立っている。なお残りの6回はCallum “Neo” Humphreysが担当していた。

それでもステージ3では、RogueとTeam BDSとの対戦がその成功を決定づけた。

Rogue戦では、MNMは最初の数ラウンドで大苦戦を強いられた。最初の3ラウンドはエントリーキルを取り、ベストを尽くしたものの、3-0でリードしていたのはRogueの方だった。しかしMNMは素晴らしい気質を発揮して逆転。試合を8-6で制した。

「あの試合のことを思い出すと、最初のラウンドで勝つべきでしたね」とneLoは語る。 

このときの逆転敗北が痛打となり、Rogueは3つのステージ全体で5位。わずか1ポイント差でヨーロッパリーグファイナルへの出場を逃すこととなった。わずか1ポイント差で彼らを破ったのが、4位のMNMだった。 

「考えてみれば大きな勝利でした」とneLoは逆転劇を振り返る。「これは私たちの大きな強みの1つなんです。まず諦めるということはないし、どんなに離されていても、常に勝てると思っています。本当に良いメンタリティを持ってるんですよ」。

MNM Gamingにとっての今ステージ最大のチャレンジは、シーズン最終節でBDSと戦い、ヨンショーピングメジャーへの出場権を獲得したことだった。

「もし好パフォーマンスを出せたのなら、こういう重要な試合について考えるのは常に良いことです。キャリアの中では数多くの試合があって、特にこうした試合でパフォーマンスを発揮しなければならないので」とクロアチアの選手は説明した。「この試合もその一つでした。全身全霊をかけないと、メジャーやEULファイナルを逃すことになります」。 

そして今、MNMはすべてが始まった地、スウェーデンへと戻ってきた。抽選により、Soniqs、Black Dragons、CYCLOPS athlete gamingとともにグループAに入った。各チームそれぞれが「有利だ」と思っているグループだ。

「見たところ比較的楽なグループですね。他のグループにはそれぞれビッグネームがいるので。ただ、正直なところそこは重要ではなくて、すべてのチームはそれなりの理由があるからここにいるんです」とneLoは言う。

MNM Gamingが今回のメジャーで最も力を入れているのは、継続的な進歩、あるいはそれ以上のものが得られるかだとneLoは言う。

「私たちの目標は、3回のメジャーのうち2つに出場すること、シックスインビテーショナルに出場すること、そしてEULファイナルに出場することでした。基本的にすべての目標を達成しました」と彼は誇らしげに言った。「私たちの目標は、もはや出場することではありません。ヨーロッパで最高のチーム、世界で最高のチームになることです」。

11月21日から27日まで開催されるヨンショーピングメジャーでは、再び世界の舞台で戦うMNM Gamingに注目しよう。 

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