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「他のチームよりも練習してきました」、Lagonisとナンバー"oNe"チームのシーズン

昨年は一大旋風を巻き起こしたブラジル勢、SIでもマジックを見せられるか

Image: Ubisoft / @itsmeERROR

Lorenzo “Lagonis” Volpiは、サーバーの内外を問わずとんでもないプレイヤーだ。しかし彼が熱を上げているのはシージだけではなく、その手にはラケットを持って生まれてきた。Lagonisはテニスの大ファンなのだ。つい最近、このブラジル人選手はパデルの練習もしていた。これもまた大好きなスポーツだ。

こう聞くと、Mexico Majorでの彼のことがふと思い出される。その大会はTeam oNeにとってシージ参入以来最高の思い出となったのだが、そのとき選手たちは娯楽室でピンポンをしていた。それで勝てたのだな、と私は思った。「メキシコは良かった!卓球がすごく楽しかったんですよ!」と彼は笑って言った。

彼にとっては残念なことに、Sweden Majorには卓球台がなかった。Team oNeはメジャータイトルの防衛が叶わず、Rogueに予期せぬ敗北を喫していた。「彼らはカフェでとんでもなくアグレッシブで、予想がつかなかったんです。ああいうプレイは2度目か3度目で、経験がまるで足りませんでした」とLagonisは語る。

オレゴンで行われた第2マップについて言うと、Lagonisによればチームは「多くのドローンワークとポジション取りでミスをしてしまった」とのことだ。

スウェーデンでの失意は、BR6 FinalsでMIBRに0-2で敗北することにもつながった。チームとしては、最高のシーズンの締めくくり方ではなかった。

昨年はブラジル覇権時代の始まりとして歴史に残ることだろう。Team oNeはArthur “TchubZ” Fernandesにゼロからロースターを作る許可を与え、その結果はシックスインビテーショナル2021が始まる2ヵ月前に報じられた。信じられないことに、世界大会初出場であると同時に、選手たち全員がそこで世界デビューとなった中で、彼らゴールデンチームは当時のチャンピオンSpacestation Gamingを倒し、その後Team Empireに敗北した。

世界のシージコミュニティとの、衝撃的なファーストコンタクトだった。チームは結果を残したのだ。プレイングの面でも、 Karl “Alem4o” ZarthがG2戦でのパフォーマンスで一夜にしてスターとなっていた。さらに役割と経験を合わせることで、界隈では他に並ぶものがいないと言っても過言ではないシナジーを組み上げた。

数ヵ月後、ブラジル人ロースターはリベンジを達成する。Mexico Majorのグランドファイナルというこの上ない舞台で、Team oNeはロシアチームを倒したのだ。それぞれのピースが集まって5ヵ月後、Team oNeは世界チャンピオンに浮上し、ゴールデンキッズから金無垢の男たちとなった。

家を屋根から作ることができないのと同じで、シナジーがないのに練習をしたり戦略について考え始めることはできない。まぁできる人もいるだろうが、良い結果は得られないだろう。最近Sweden Majorで優勝した FaZe Clanでも用いられたのと同様の議論だが、勝利を掴むまで、仲間と一体となることに決め、シナジーを作り、失敗によって特定の状況をどう切り抜けるか を学ぶのだ。

これぞoNeとFaZe、メジャーチャンピオンとなった2つのチームだ。

Lagonisは言う、「私たちには多くのシナジーと多くの研究があります。練習し、話し合いをすることが必要です。その多くはハードワークで、他のチームよりも練習をしてきたと思っています。こちらは駆け出しチームですが、たくさんの試合をこなしています」。

実際にTeam oNeは、競技シーンでも最もハードワークをこなしているチームの一つだ。それが経験不足を補う唯一の手段だからだ。それが長年共に戦っている選手たちで溢れたリージョン内で成功するための唯一の方法で、時間をかけて試合中の状況を経験することでのみ、チームは学ぶことができる。

ここで疑問に思うのは、ブラジルチームはこのゲームをどのくらい長く支配するだろうか、ということだ。答えは約1ヵ月後、シックスインビテーショナル2022の終了時に分かるだろう。Lagonisは「各チームはクリスマス休暇を使って、何でも真似して取り入れて、ブラジル人のメンタリティを学び取っていたはずです」と考えている。

シックスインビテーショナルは、2月8日から20日までスウェーデンで開催される。Team oNeはさらなる世界での大金星と、ブラジルによる世界覇権の継続を目指している。