FURIA Esportsの、SI2022に出場する他のブラジルチームとの対戦履歴
今シーズンのシージではブラジルがトップの座につき、あらゆる世界的な栄誉を手にしている。 FURIAの大きな問題のひとつは、ブラジルのトップ4チームに対する安定性だ。チームはまだ目の前のライバルたちに対して圧倒的な支配力を発揮できておらず、SI 2021の試合も考慮に入れると、25試合中6試合でしか勝てていない。
しかし、Twisterはその点については心配していない。
Twisterはこう述べている。「すべての試合に勝つことはできないものですが、私たちはそれが求められているときには勝つことができました。自信が求められていた中で、ステージ1ではNiPに勝ち、Elite Sixメジャーへの席を獲得する必要があったときにはLiquidに勝ち、そしてこれまで今まで一度も勝ったことがなく、自信が求められていたときに、FaZeに勝つことができました」。
それでもまだ足りないものがあるのか、今シーズンのBO3シリーズでは2勝しかしておらず、最後に勝利したのは7月24日のBlack Dragons戦だ(2-0)。ブラジル国内での4敗と世界大会での2敗(どちらもTeam BDSによる)もあって、一連の試合での勝率は25%となっている。
Twisterはこの点について、「BO3では、よりクリエイティブになり、適応し、他のプレイスタイルに対してより上手くなる必要があり、試合の中で成長していく準備をしなければならないと考えています。次の試合に向けて、もっとスクリムを重ねてさらに上達していきます」と述べている。
コーチはスウェーデンでのチームのパフォーマンスもその目で見てきた。ベストとは言えなかった大会だ。チームは大会前にブートキャンプを行い、FURIAの『CS:GO』ロースターと直接話す機会もあった。チームはこれまで以上に準備が整っていると感じられたものの、物事は期待通りには運ばなかった。SSGに惜敗した後、Twisterは「そのときのチームの自信のレベルは、DWG戦にふさわしくないものでした。SSG戦ほどきつい試合にはならないだろうと思っていたのですが、そこが問題でした」と認めている。ああいう負け方をした後は、リセットして立ち直るために力強く試合を行わなければならない。
確かに、若いチームならどこも陥る過ちだ。しかし時間が経てば変わるに違いない。とはいえ、FURIAにどれだけの時間があるのだろうか。「才能があり、若くて、神童ぞろいのチーム」という看板を掲げて臨んだ最初の世界大会を経て、チームはいよいよ一歩前に踏み出す時が来たのかもしれない。
FURIA Esportsは今、新たな1年へと向かっている。知識を得て、浮き沈みを繰り返しながら、そして願わくば、世界でさらなる経験を積む新たな一年であって欲しい。
すべては選手たちの手にかかっている。
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