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Mint「まだ独自色を加えることができていないのですが、ブートキャンプでは時間があります」

5月11日からパリで開催されるS.I.2021に向けて、SiegeGGはDarkZero EsportsのキャプテンMintにインタビューを行った

Mint「まだ独自色を加えることができていないのですが、ブートキャンプでは時間があります」

DarkZero EsportsがZachary "Nyx" ThomasとAlexander "Skys" Magorを入れ替え、さらにTyler "Ecl9pse" McMullinを加えたとき、チームキャプテンのKyle "Mint" Landerはこの変更について、「トーナメントの決勝まで行ったんだから、変えるなら『最も北米っぽいチーム』にならないとな」とジョークを言っていた。

新生DarkZeroはその後のシックスインビテーショナル2020の戦いでは、シーズン10プロリーグファイナルの成績からは後退してしまった。とはいえ大会で同率5位となったのは、Ninjas in Pyjamasが最高潮にあり、またBDS Esportも世界での存在感を高めつつあったのも理由と言える。

だがすぐ後にはフォーマットが変更され、そこで彼らは躍進する。2020年のシックスメジャーAugustで初めて優勝トロフィーを掲げたのだ。ステージ2での活躍も序列一位さながらだった。しかし11月のメジャーと2020年の北米ディビジョン・ファイナルではともにTSMに止められ、それぞれ3位と2位に終わった。

Banned Skins, Millisecond Clutches, and a Pro Debut: The njr Story
DarkZeroは今年の初めにDisrupt Gamingのnjrと契約した

1年以上を経てついに、DarkZeroは変化を選んだ。Flipsid3 Tacticsとしてスタートしてから長らくロースターに居続けたMatthew "Hotancold" Stevensを外し、非公式ながら2020年の「ルーキーオブザイヤー」であるNick "njr" Rapierに引き継がせた。

しかし前回の変更後もそうであったように、チームはまだ成績が戻って来るのを待っているところだ。

前回Ecl9pseとSkysを加えたときは、シーズン11プロリーグ前半戦を3位で終えていたが、その後にチーム内の選手同士をなじませるのに十分な時間があったことが、インビテーショナルでの同率5位につながったと言える。

今回の場合、NSGxDZ Pro-Amトーナメントではnjrの前所属チームであるDisrupt Gamingに次ぐ第2位。北米リーグステージ1では7位だった。

この落ち込みぶりについては、ファンとアナリストの両方から正しく分析されている。DarzZeroは確かにガンファイト能力を強化したが、伝統的な構造や戦略面の規律をなくしてしまった、というものだ。見ていた限りでは、確かに戦略はあったとはいえ、ずさんなものだった。

それでもシックスインビテーショナル2021に向かうDarkZeroには、新ロースターと新たな役割分担で準備をするのに約3ヵ月あった。

しかも今回の場合は、選手を一人変えただけ。また北米リーグのシーズン全体を通してオフライン環境でのBo1をプレイし続けてきたという点でも有利だろう。これは北米勢だけが活用できる利点でもある。

もしオフラインの経験と3ヵ月の準備期間、そして現在も進行中のブートキャンプを活かすことができれば、昨年と同様、DarkZeroは5月11日には正確かつ強烈に会場に殴り込んでくることだろう。

さらに詳しく知るべく、SiegeGGはチームのキャプテンであるMintからDarkZeroの準備について話を聞かせてもらった。

今ステージのパフォーマンスは、期待していたレベルではなかったと言っていいでしょう。何がまずく、同時に何が良かったのでしょうか? 

まったく期待通りの結果ではありませんでしたが、私たちにとっては良い学習期間となりましたし、インビテーショナルを前に、いくつかの点を反省して調整できています。

1試合を除く全試合で接戦となりましたが、それは新加入選手にシステムを学ばせつつ、私がハードブリーチャーの役割を担っていたからです。なのであらゆる点を考慮に入れて、獲得したポイントを活かし、ステージ2では順位を上げていきたいと思います。 

トップのOXGからは5ポイントと、それほどの差ではありません。それでも北米リーグの各チームのパフォーマンスは今年、劇的に拮抗していますね。これは驚きでしたか? 

それほど驚いてはいません。新進気鋭の良いチームが多く、またBo1のフォーマットでは、突然あるチームの存在感が消えたり、シンプルに負けたりすることがありますから。これは視聴者にとっても素晴らしいことだと思います。

レギュラーシーズンをオフラインでプレイできるようになったことで、どれだけプレイが向上しましたか?また、OxG、Soniqs、Disrupt、Mirageなどのチームのレベルアップにも寄与していると思いますか? 

私にとっては、同じオフラインでも観客がいるかいないかでは別物で、正直なところ、何人かの人が加わって声を掛け合うオンライン環境に近いものだと思っています。それでも試合に熱が加わるので、一部のチームは他のチームよりも早く強くなっているように思います。 

Ecl9pseとnjrは今シーズン好成績を収めていますが、チームは昨年のような勝利の方程式を再現できていません。インビテーショナルに間に合わせるためには、何をどのように改善していく必要があるのでしょうか。 

Ecl9pse。シックスインビテーショナル2020にて

改善すべきは、まだプレイスタイルに独自色を加えることができていない点だと思います。今の限られた時間の中でも、私たちには互いの役割を理解し、誰もが余裕を持てるように、基本となるシンプルなプレイングガイドがあるんですが、今回はブートキャンプでさらにプレイの厚みを増していく時間があります。 

変更されたインビテーショナルのフォーマットについての意見と、グループステージでの勝算について聞かせてください。

今回の新しいフォーマットはとても気に入っていますし、以前よりもさらに多くの海外チームと対戦できるので、視聴者にとっても素晴らしいことだと思います。グループ内にはこれまで対戦経験のないチームがたくさんいますから、きっとエキサイティングでしょう。

もちろん、私たちは首位でのグループ突破を目指しています。

インビテーショナルではどんな目標を持っていて、それを達成する自信はどのくらいありますか?

DZの目標は常に優勝ケイバーを掲げることであり、その瞬間を奪われないように努力しています。

フランスのような新型コロナウイルス感染症が深刻な国へ渡航するリスクについて、あなたやチームが恐れていることはありますか?

これといった恐怖はありません。大会が安全かどうかはすべて真剣に考慮されていると信じていますから。コロナで家から出ないことに慣れてしまったので、怠け者の私としてはアメリカから出たくないのですが(笑)。

ファンやライバルチームに向けて、何か言いたいことはありますか?

良い時も悪い時も、変わらず私たちを支えてくれるファンの皆さんに対しては感謝の気持ちでいっぱいです。この暗黒時代もそろそろ終わりにして、また皆さんとイベントで会えること望んでいます。

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パリでのDArkZeroの最初の対戦相手はFaZe Clan。日本時間5月11日午後9時からスタートします。