Skip navigation (Press enter)

APAC North ステージ1 第1週まとめ: Giantsが一歩リード、Fnaticはピンに苦しむ

先週からAPAC Northディビジョン2020シーズンが始まった。SiegeGGで第1週の展開を振り返っていこう

All news
This article is translated. You can find the original here: APAC North Stage 1 Week 1 Roundup: Giants Leads, Fnatic Struggles with Ping

フォーマットが一新されたAPAC Northティビジョンがいよいよスタート。アジアのトップ12チームが対戦することとなり、これまで見られなかった数多くのマッチアップも実現した。 先週の各試合の展開を以下につづっていこう。

Day 1

リーグ初日の試合はさまざまに面白いものとなり、予想外となった試合もあれば、完全に予想外となった試合もあった。すべての試合は予定通りの枠組みで進行したが、中でも特に視聴者の目を引いた2つの試合を紹介しよう。

1つ目は、このリージョンで最も歴史のある2つのチームの間で行われた大激闘だ。試合前の時点では、これまでの全試合を通してFnaticが4対1とはっきり優位に立っており、Giants Gamingが唯一勝利した試合はシーズン10 APACファイナルでのことだった。しかし今回は状況が大きく様変わりした。

両チームの対戦はオフライン環境ではないし、Bo3でもなかった。試合はBo1で行われただけでなく、Fnaticのメンバー5人のうち4人はオーストラリアからプレイしなければならなかった。日本に移転してAPAC Northディビジョンを戦うという計画がCOVID-19の影響によって延期されたため、オーストラリアの選手たちは80から140のピンの下で、オーストラリアからプレイせざるを得なくなった。

それでも、これまで大激闘の末に勝敗を決したという両チームのライバル関係は変わらない。今回の舞台は「クラブハウス」。Giantsがまず防衛にまわってのスタートとなった。ちなみにこのときのシンガポールチームのピンはわずか9程度だった。Giantsはまず最初の3ラウンドで試みた防衛策をすべて狙い通りにこなすことに成功し、好調な出だしとなった。しかしこの2チームの試合ではよくあることだが、Fnaticは徐々にその差を戻し始めて次の2ラウンドで勝利。しかしGiantsも最後の防衛ラウンドで勝利し、前半終了時点で4-2とリードした。

このリードもあっさり覆されるかのように思われた。その次のラウンドではJason "Lusty" Chenが、時間切れになる直前に目をみはるような1対4クラッチを決めて、ピンという名の悪酔い状態を振りきって見せたからだ。ジャイアンツはそこからの2ラウンドで再びリードを奪い返したが、Patrick "MentalistC" Fanも1対3のクラッチを決め、FnaticはなおもGiantsに追いすがる。オーバータイムまでもつれ込んだこの試合だったが、残念ながらオーストラリア勢はラウンド差を埋められず、一方Giantsはこの苦闘を8-6で勝利。初戦としては上々の結果を残した。

Day1の最後の試合では、プロのトップシーンで試合経験のある選手がほとんどいないElectrify Esportsによる、韓国プロリーグ・シーズン11の優勝チームSCARZを相手どっての果敢な挑戦が始まった。舞台は「クラブハウス」。Electrify Esportsはやや有利とされる防衛側からのスタートだったので、まずまずの戦いぶりが期待された。

しかしSCARZは最初の3ラウンドを連取しただけでなく、4ラウンド目に初めて1キルを奪われるまで、Electrify Esportsに対してほぼ完璧な試合運びをしていた。0-5となったところでElectrifyは "Triplelift"のトリプルキルでラウンドを終え、一発逆転に望みをかけた。試合は5-1、5-3となったが、SCARZのキャプテンWonil "iLeven" Chaがエースクラッチを決めてElectrifyを粉砕。その勢いも挫かれたかと思われた。

しかし、韓国チームにとっては無念なことに台湾勢はそこからさらに奮起した。3回連続でディフューザー設置を成功させ、ついに6-6の同点に追いついた。第13ラウンドではSCARZが逆にディフューザー設置を決めてElectrifyの進撃を阻んだが、このラウンドだけではまだ試合は決まらなかった。そして最終ラウンドとなった第14ラウンドで、ElectrifyはついにSCARZをシャットアウトして見事な逆転に成功、劇的勝利を収めた。

他の試合を見てみると、Cyclops Athlete GamingがFAV Gamingを7-5で倒し、Cloud9がTalon Esportsを倒し、GUTS GamingとQconfirmが、それぞれの対戦相手であるXavier Esportsと野良連合を7-5のスコアで破っていた。

Day 2

Day2の試合ではそれほど接戦は起きなかったものの、それでも見ていて十分に楽しい試合が繰り広げられていた。Xavier Esports vs Fnatic、さらにGUTS Gaming vs Cyclops Athlete Gaming (CAG)はいずれも注目の試合で、まさしく望み通りの展開となった。

リージョン最強チームと目されていたFnaticは、前回オーバータイムでGiants Gamingに敗れた後、この日も再び「クラブハウス」を訪れる。今回の対戦相手について述べると、Xavier Esportsは東南アジアにおけるプロリーグ・シーズン11で3位に終わったチームなので、Giantsよりはやりやすいと判断してのことかもしれない。タイチームXavierは試合開始当初、ルール無用とばかりの激しい攻撃を仕掛けてきたが、オーストラリアチームFnaticはピンで不利がついているにもかかわらず、それぞれの局面で勝負に出ていった。

防衛側に回ったFnaticは、その豊富な経験を活かして見事な「ニンジャ・ディフューズ」を決めるなどしてスコアを2-2の同点にすると、その後も相手からFinkaを使った洞窟やブルー階段からのラッシュを仕掛けられても、乱戦をくぐり抜けてリードを維持し続けた。Lustyは相手の不運なフラグチームキルにも助けられて1対3クラッチを成功させ、前半は4-2で攻守交代した。試合後半ではFnaticがXavierの防衛網を完璧に突破し、そのままオーストラリアチームが勝利するかと思われた。

しかし、そこからXavier Esportsの逆転が始まった。Thiti "redsun00" Chairoekが地下守りで紙一重の1対1を制してからはXavierの勢いを止める手立てがなくなっていき、ついに何が起きてもおかしくない6-5にまで詰め寄った。その次のラウンドでもredsun00が活躍し、2対3を2対1にまで戻したものの、最後は気合いを入れ直したLustyに残り時間わずか3秒でクラッチを決められ、延長戦に突入した。しかしGiants Gaming戦のときと同様、Fnaticは対戦相手に先手を取られ続けていた。オーバータイムを2ラウンド先取され、オーストラリアチームは6-8と敗北を喫した。

その直後に行われたCAGとGUTS Gamingによる「日本ダービー」も、「ヴィラ」を舞台に熱い試合となった。シーズン11における日本チャンピオンチームCAGに対して、GUTSは反撃の糸口を見出すのに苦労しているように見えた。2回の攻撃でラウンドを取得し初めてリードを取ったものの、これは一時的なものに過ぎず、CAGはほとんど完璧な防衛でもってやり返し、その後は文字通りに完璧な防衛を成立させてでスコアを同点にしてみせた。CAGは攻撃でも防御でも銃にサプレッサーやレッドドットサイトを装着し、片やGATSはKapkanまでピックしてくるなど、試合は瞬きをする暇さえなかった。

防衛にまわってからのCAGは徐々にその強さを発揮し始め、強烈な防衛体制で2ラウンドを制して同点に追いくと、Hikaru "Li9ht" Osawaの致命的ミスから発生したニンジャ・デフューズを成功させてついにリードを奪った。GUTSは次のラウンドでもディフューザー設置を通して反撃を試み、パーフェクトラウンドでマッチポイントを獲得したが、そこからさらにCAGが完璧な防衛を見せ、試合は延長戦に突入した。

Taiyo "Ayagator" Hirayamaは1対4の状況下に追いやられ、どうにかクラッチを決めて設置後のリテイクを通そうとした、しかし今回の最終局面、Li9htは1対1でミスをしなかった。 そしてKazuki "Lily" Yamaneも最終ラウンドにおける2対3の状況下で3キルを奪い、チームに勝利と勝ち点3ポイントをもたらした。

他の試合では、FAV GamingがTalon Esportsを7-2で、野良連合がSCARZを7-2で撃破した。Cloud9はQconfirmに7-4で勝利し、その本来のプレイスタイルと強さを取り戻していた。Giants Gamingは、前節でSCARZに逆転勝利したElectrify Esportsに差をつけて2勝となった。


The match will continue for the next four weeks. Stay tuned to SiegeGG for updates on other regions.