Shokei「負けるつもりはありません」

All News

「APACファイナルズへの道」。シリーズ第7回はCyclops Athlete GamingのキャプテンShokei選手から、トーナメントに向けてチームがどんな取り組みをしているか、話を聞かせてもらった。

This article is translated. You can find the original here: Shokei: "We will not lose"

APAC全体を見渡しても、Cyclops Athlete Gaming (CAG)は比較的新興のチームと言える。だがこれまでも見せつけられてきた通り、過去の新入りチームと同じく大した脅威にはならないだろうと甘く見るわけにはいかない。順風満帆に運んだシーズン9のリーグ戦では、その最終日に他の3チームを下してAPACファイナルズへ出場。そこでもFnaticに対して、計算外だったと思われるほどの健闘を見せてくれた。

オフラインの会場では、Fnaticだけでなく、他のAPACチームとのスクリムからも莫大な経験値を獲得できたCAGは、日本に戻ってからのシーズン10を2週連勝でスタートし、3週目にようやくGUTS Gamingからの抵抗に遭っただけだった。経験を積んだCAGは、第1マップで引き分けたものの、第2マップでは7-3と鮮やかに勝利した。その後も父ノ背中を粉々にし、悠々と順位表のトップについた。

リーグ戦の前半が終わると、CAGは真っ直ぐ前だけを見つめたまま、シックスメジャー・ローリーのAPACオフライン予選が開催されるシドニーに殴り込みをかけた。それまでは上位チームと見なされていたAerowolfと対戦したCAGは、2-0で相手を一蹴すると、さらに気性の荒さで知られる0RGL3SS (現Wildcard Gaming)をも撃破し、二度目の挑戦で世界大会への出場権を獲得した。

だがやはり経験不足だったこともあり、シックスメジャー・ローリーでは振るわなかった。世界での初試合をG2 Esportsと行ったCAGはあっけなく敗れ去り、次の対戦相手Rogueとの試合もまるで上手くいかなかった。これら2試合を合算して、CAGが取れたのはわずか9ラウンドだった。しかし彼らにとってはかけがえのない経験になっただろう。

日本に帰国してからのシーズン10後半戦では、FAV Gamingに1マップ目でドローとされるも、第2マップで勝利したことで不安の種はほぼ無くなった。野良連合が勝ち点0ポイントだった父ノ背中に押さえ込まれ、翌日もGUTSがLamyにドローを許したとなっては尚更だった。その翌週には野良連合との直接対決があり、CAGはここでさらなる4ポイントを持ち帰り、APACファイナルズへの出場を確実なものとした。最終日は、シドニーでの戦いに向けてペースを上げ始めたこともあってか、DetonatioN Gamingを粉微塵にして国内リーグを終えた。

シーズン10での戦いについて、またAPACファイナルズに向けた準備について聞かせてもらうべく、SiegeGGはキャプテンの"Shokei" ことシオツカ・ショウマ選手にインタビューを行った。

CAGというチームは日増しに強くなっていますね。シーズン9APACファイナルズに初出場した後は、シックスメジャー・ローリーにも出場、そして今では国内無敗です。こうした成功のカギはなんだったのでしょうか?

メンバーの5人の内2人を変更しチームも体制(コーチ、アナリスト)を変えて、さらに別チームのコアメンバーであったSuzuCとgatoradaを加えたことで、自分達の力を最大限まで出せるチームに変わったからです。

APACでは力を発揮しましたが、シックスメジャー・ローリーではG2 Esportsに4ラウンド、Rogueに5ラウンド取れただけという大苦戦でした。この大会での経験を、成長のためにどう活かしましたか?

敵チームに呑まれない、良い意味での余裕はありました。しかしながら初めての大舞台であったり環境の違いに慣れる事がうまく出来ず敗退してしました。各リージョンの戦い方の違いであったり、オフラインの戦い方を上手く学べたと思います。

日本やAPACと比べて、世界のチームのプレイスタイルにはどんな違いがあると思いましたか?

ローリーメジャー出場時のCyclops Athlete Gaming (Photo: E-Sports Press)

日本チームは海外のチームと比べて丁寧に全てをこなそうとするイメージがあります。良い意味でも悪い意味でも作戦を遂行しようとする硬さを感じます。

今回、APACファイナルズの初戦の相手はTRIPPYになります。あくまでデータ上の話ですが、出場チームの中で最も簡単な試合になりそうだと分かって安心しましたか?

隣のトーナメントよりは客観的に見て楽かもしれませんが、初戦のTRIPPYであったり、警戒するチームもあるので油断は出来ません。

対戦表では、CAGの入った山ではAPACの「巨人たち」(Fnatic、野良連合、Cloud9、 Aerowolf)と戦わずに済みました。TRIPPY戦の後はWildcard GamingかXavier Esportsとの試合になりますが、シーズン10ファイナルズへの出場に向けて、自信のほどをお聞かせください。

Season 10 APACファイナルズの対戦表

私達はシーズン10からこのAPACに向けて取り組んできました。負けるつもりはありません。

シーズン10ファイナルズは日本の常滑市で開催されますので、やはりチームとしては何が何でも出場したいでしょうか?意気込みをお聞かせください。

ホームである日本で行われる大会は非常に楽しみです。チームとしても力が入っており、とても出たいと思ってます!

今シーズンの開始時にComとtetraを外してSuzuCとgatoradaが加入。BlackRayも急成長して、ベンチにはMochoもいます。現時点までで、こうした選手の変化はチームにどんな利点があったでしょうか。

別チームから引っ張ってきた二人のプレイスタイルや価値観を上手くチームに取り入れ、高度な作戦で明確な目標を作る事ができ、非常に良かったです。

日本や世界のファンに向かって、他に何か話したいことはありますか?

APACは勿論、シーズン10ファイナルズもシックスメジャーの様な結果にならないようにチーム一丸となってAPACを勝ちきり、日本でファイナルズに出場します。

---

今週末はCyclops Athlete Gamingの活躍に注目だ。シーズン10APACファイナルズは、10月19日と20日、両日とも日本時間で朝8時からスタートする。最初の対戦相手は今回がAPAC戦デビューとなるTRIPPY。圧倒的優位と見られているCAGがここで勝てば、次はWildcard Gaming かXavier Esportsに挑むことになる。