Psycho「僕たちこそが過小評価されているチームだと思います」

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SiegeGGによる「ローリー・ランダウン」シリーズ。今月中旬に催されるシックスメジャー・ローリーに出場する各チームの選手たちにインタビューをし、彼らの取り組みについて探っていく。今回はNinjas in Pyjamasより、Gustavo "Psycho" Rigalだ。

This article is translated. You can find the original here: Psycho: "Our team has been very underestimated"

Gustavo "Psycho" Rigalに率いられたNinjas in Pyjamas(NiP)のロースターは、シーズン8では6位、シーズン9では4位と、過去2回のプロリーグ・ファイナルズ出場を逃している。事実として、チームが最後にファイナルズに姿を見せたのはシーズン6の決勝戦だ。当時はBlack Dragonsの旗下で戦っていたこのロースターは、ENCE eSportsに0-2で敗退した。つまりプロリーグ・ファイナルズに最後に出場してから、ほぼ2年が経とうとしていることになる。NiPは今シーズンでは6勝、引き分けたのは1回だけという堅調な戦いぶりで17ポイントを獲得し、現在リーグの先頭に立っている。

シーズン10が半分終わった現時点で首位のNinjas in Pyjamasは、3位と8ポイントの差をつけている

過去2回のプロリーグ・ファイナルズを逃しているNiPだが、スウェーデン企業からの支援を受けたこのロースターは、過去2回の開催のメジャー級大会にはオンライン予選経由で出場権を獲得し続けている。シックスメジャー・パリを賭けた最終戦ではImmortalsを撃破し、シックス・インビテーショナル2019のときは、以前の契約企業だったBlack Dragonsを相手に勝利している。それは今年も例外ではない。先述したミラノでのファイナルズを逃した後で、彼らはラスベガスで行われたAllied Esports Minorに出場した。スイス式で行われた緒戦では、LeStream EsportsやChaosに対して力強い戦いぶりを見せ、DarkZero Esportsにも7-1で勝利するなどしてトーナメントに進出。しかし準々決勝で再び顔を合わせたChaosとの戦いでは色よい結果を繰り返すことができず、大会を3位で終えた。

Allied Esports Las Vegas MinorでのNinjas in Pyjamasの全体統計

バレンシアでのマイナー大会には便乗しないことにしたNiPは、南米予選にすべてを賭けた。彼らは1マップも落とさずに勝ち上がり側のトーナメントではTeam Liquidに2-0で勝利した。南米予選の大本命チームとなったNipだが、決勝の相手であるTeam oNeには、まず1マップを取られていた(国境で7-5)。しかし続くカフェ(7-1)とヴィラ(7-3)の2マップでは力強いパフォーマンスを見せた、メジャー大会に出場しようというTeam oNeの夢に終止符を打った。かくしてNiPは南米における、「オンライン予選の門番役」という称号が与えられたと言っても過言では無いだろう。

シックス・インビテーショナル2019のグループステージでは最下位だった。2週間前のBrasileirão Finalsでもプレイした彼らは、前に契約していた企業のチームには勝ったものの、準決勝ではFaZe Clanに敗れた。領事館では7-2とワンサイドゲームができていたものの、残りの2マップは、国境で5-7、ヴィラで6-8とタイトな試合展開となった。しかしこれまで書いてきたとおり、このニンジャ軍団の仕上がりには素場らしいものがある。南米リージョンを席巻し、今もNiPの旗の下では初となるプロリーグ・ファイナルズを目指しているところだ。パリメジャーとベガスマイナーで共にベスト8と、メジャー、マイナーを問わず、NiPの残した成績は芳しい。

パリメジャーでEvil Geniusesと対戦する前のNiP (画像ソースはESIX)

3回連続でメジャー級の大会に出場してきたNinjas in Pyjamasは、これからローリー・メジャーに向かう。そこでSiegeGGはPsychoにインタビューを行い、大会に向けた準備や、彼らのどんなところに期待したらいいか、話を聞かせてもらった。

昨シーズンは重要な局面でMuziを加え、ファイナルズへの出場を逃したことで非難を浴びました。もうそのときの清算はできていますか?

Muziが来てすぐに、チームの状況が改善されたかなと感じています。時間が経つにつれてこれは確かなものになって、求めていた結果を手にすることができました。今までで最高のパフォーマンスを発揮していると思うので、彼の加入は価値のあるものだったと確信しています。

シーズン10での成績は上々で、Allied Esports Minorのパフォーマンスも同じくらい強烈なものでした。最大の要因は何でしょうか?

シーズン9の終盤でMuziが入ってから、負けたのは1試合だけです。シーズン10では最初からMuziとプレーできたことが、結果にもあらわれていると思います。ミラノ出場を賭けた試合でLiquedに負けた後、チーム全体でプレイに対する考え方をすべてリセットしたんです。それが大いに役に立ったと思います。

BR6 FinalsでFaZe Clanに負けたばかりです。あのときの敗因はなんでしょうか?

長らく彼らと対戦していなかったので、大した情報が得られていなかったんです。僕たちはメジャーの予選や初めてのBR6ファイナルズの緒戦をラダー形式でプレイしていた一方で、向こうは僕たちの情報を得ることができたんです。分析するのに必要な時間があったので、新しい作戦を繰り出してきたんです。それとは別に、試合中の緊張やプレッシャーも悪い意味で作用してしまいましたね。今回のメジャーでは、試合中だろうと試合前だろうと、冷静でいられるように改善していきたいです。

今回のメジャーで過小評価されているチームを、理由も添えて一つ挙げてください。

思うに、僕たちこそが過小評価されているチームだと思います。シージファンは、僕たちがグループステージを突破できるとは考えていません。でもそれは良いことです。プレッシャーを感じずに済みますし、優勝の本命とみなされていないからこそ、気持ち的に楽でいられます。私見ですが、今みたいに仕上がってる私たちなら、相手がどんなチームだろうと勝てますよ。

次のシックスメジャーの開催地はどこがいいですか?

サンパウロを選びますね、それについては間違いない。メジャー大会を開いて、こんなに歓迎される都市は世界で他にありませんよ。ものすごいことになるでしょうね。

メジャーに向けてどんな準備をしていますか?

今回のメジャーでは、チームのために分析や作戦を提供していくのを手伝っています。同時に、僕個人のパフォーマンスにも磨きをかけています。

Ar7hurの加入はチームにどんな改善をもたらしていますか?

チームにArthurが加わって分析面での負担が減ったので、彼が加入したのはとても大きかったと思います。組織として見たときにも、彼のおかげでチームはより統計に基づいた考え方ができるようになって、試合前や試合中も、論理的に決断できるようになりました。

ファンの方々に向かって、他に何か話しておきたいことはありますか?

私たちが不調だったときにも応援し続けてくれた、すべての愛すべきファンの皆さんに感謝したいです。メジャーでも皆さんから応援して欲しいですし、良いパフォーマンスを発揮できると思います。本当にありがとうございます。

 

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シックスメジャー・ローリー2019は8月12日から18日にかけて開催さる。Ninjas in Pyjamasは、果たしてパリメジャーのときを超える結果が出せるだろうか。そのためには「死の組」の名が定着したグループで、Giants Gaming (前LFO)、Spacestation Gaming、Evil Geniusesを相手に生き残らなければならない。第一戦はEGだ。今度のメジャーについて他の記事が読みたいという方には、こちらがその一覧となります。