日本の古豪、「父ノ背中」入門

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SiegeGGはけんき選手にインタビューを行い、彼のチーム「父ノ背中」や、今回出場するドリームハック・バレンシア2019について話を聞かせてもらった。

This article is translated. You can find the original here: Knowing Father's Back: The Old Guards of Japan

「父ノ背中」。どう解釈したものかと悩まされるが、長らくシージに在籍し続け、界隈から日本のシージを建立させた父とも見なされている彼らにとって、このチーム名はまさにうってつけだろう。チームの原型はイヤー1最初期から存在していた。その頃のAPAC地域はまだ世界のシージファンたちからは一顧だにされていなかったものの、後に父ノ背中のロースターとなる選手たちは、シージの発売時から競技シーンに参加していた。当時のAPACにはプロリーグなどの公式戦は無かったが、日本ではJCGが「JCG Cup」というアマチュアリーグを発足させており、韓国からは現在のCloud9であるuFF、東南アジアからは現在AerowolfとなったTeam Envy、そして父ノ背中のような日本のチームも集められていた。

日本では既に名の知られていた彼らは、カトヴィツェで開催されたイヤー1シーズン3ファイナルズにもTeam Japanとしてエキシビション・マッチに招待され、公開予定の新マップ「高層ビル」で試合を行った。チームは後にシックス・インビテーショナル2017のアジア予選に出場したが、uFFを倒せず敗退していた。そのときのメンバーのうち3人、かっきーことナカムラ・タク、Apple、そしてきんちに加えて、けんきことノマ・ケンキの4人は、今もなお父ノ背中として試合に出続けている。

APACでプロリーグが始まっても、シーズン6とシーズン7の父ノ背中は当初は目立った活躍をしていなかった。しかしシーズン8ではチャレンジャーリーグで大暴れをしてみせ、プロリーグへと昇格した。彼らの実力はそれに十分値するもので、プロリーグにデビューしたシーズンでは最終的に第3位となり、リーグ戦の最終日の時点で、APACファイナルズまであと一歩で手が届くというところにまで上り詰めていた。

しかし今シーズン、彼らは苦境に立たされている。合計2試合4マップを戦って、チームは未だほんの1ポイントも獲得できていない。ローリー・メジャー予選でも、リーグトップをひた走るCyclops Athlete Gamingや、GUTS Gamingにその道を閉ざされてしまった。

現在の日本プロリーグの順位表

しかしまだ希望の光は瞬いている。今回彼らはドリームハック・バレンシアに招待され、現在のチームとしては初のオフライン・トーナメントに挑む。世界レベルの相手から経験値を稼ぐと同時に、父ノ背中の真の力を全世界に知らしめる大チャンスだ。もっとも、グループステージは容易ではない。PENTAにChaos、そしてBYOC(現地のトーナメントを勝ち上がってきたチーム)の中に混じったこの日本チームには、激しい戦いが待っていることだろう。果たして立ちはだかる敵をノックアウトできるだろうか。

父ノ背中についてさらに詳しく知るために、また現在のAPACのことについても話を聞くべく、SiegeGGはスペインでの戦いを前に、けんき選手にインタビューをさせてもらった。

まずはドリームハック・バレンシアへの出場、おめでとうございます!あなた方のことをよく知らない人たちのために、少しチームの自己紹介をしていただけませんか?(選手や試合中の役割、チームの歴史のことなど何でも)

私たちは日本のプロリーグで最も古く年齢の高いチームです。前シーズンは3位の成績でした。

新しいカフェについて、また入れ代わりにオレゴンが消えたことについてはどうお考えですか?

カフェはとても面白いマップなのでプレイしていて沢山の発見があり楽しいです。オレゴンも好きなマップでしたので残念です。

他の地域、特にEUと比べると、APACでは新しいカフェでの試合が少なめのようですが、これにはどういう理由があるのでしょうか?

彼らはEUのプロの作戦を参考にして作戦を組み立てるのでまだ練習しているチームが少ないためです。

昨シーズン、あなたのチームはリーグ戦で3位でした。しかし今シーズンは苦戦を強いられ、未だ勝ち点がありません。これはNoTimeGG (Hukusin)が去ったのが原因ですか?それとも何か別の理由が?

新メンバーのダステルボックスはまだシージを初めて3か月程度の初心者プレイヤーで彼の育成に力を入れている為、チーム全体の調整に間に合っていないのが原因だと考えています。今回のDHもその育成計画の一環です。

APACで現在のような対戦環境が整備される以前から、KenkiさんにKakitareさん、それにTeru_shanさんはJCGのアマチュア大会でTeam Envy(現在のAerowolf)と対戦したりと、多くの経験を積んでいました。あの頃から対戦環境はどのくらい変わったでしょうか?

特に変化は感じていませんがチームは増えましたね。

皆さんにとっては今回が初の大きなオフラインイベントとなります。APACどころか、世界にそのまま直結している大会です。大会に向けてどのように準備を整えていますか?

ドリームハック・バレンシア2019の各グループ

常にすべての試合に備えて練習を重ねています。

今回もその一つとしか考えていないのでいつも通りより多くの経験と試作を重ね今後につなげたいです。

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第1戦は配信されないが、父ノ背中は今回のドリームハック・バレンシアで、Chaos Esports Club、PENTA、そしてBYOCチームと同じグループで試合を行う。